T先生(2021年度採用)/S先生(2017年度採用)/Y先生(2013年度採用)
日野しらゆり幼稚園で働こうと思ったきっかけは?
見学の際に、先生方の雰囲気が明るく、行事のカリキュラムが豊富で、自分に合っていそうだと感じたのと、通勤のしやすさや待遇面が良かったので決めました。
新人時代のお話をお聞かせください。
入職1年目は、子どもたちへの接し方ひとつ取っても難しいと感じるくらい大変でした。計画性を持って取り組まなければならない行事に子ども主体で行うにはどうしたら良いかと悩みましたが、その都度、先輩方に相談してアドバイスをもらい、経験を重ねてだんだん力がついてきたように思います。相談しやすい雰囲気ですし、自分がやりたいことを尊重してくれました。
やりがいを感じるのはどんな時?
初めてのことに消極的だった子が、いろいろな挑戦をするうちに自信を持って「これをやってみたい!」「あれをしてみたい!」と意欲を持つようになり、最終的には自主的に考えて行動しようとする姿が見られた時にやりがいを感じます。この1年は、子どもたちからの意見をふまえて、私のほうで必要な実践を考え、お互いに共有しながら取り組めたことがとても楽しかったです。失敗もありましたが、次はどうしようかという見方で改善点を考えたり、気持ちの切り替えながら乗り越えたりする経験ができたことは、私にとっても子どもたちにとっても貴重な学びでした。
仕事と家庭の両立についてはどうですか?
最近、結婚したのですが、仕事を続けやすい職場環境だと実感しているところです。この園には、家庭や子育ての両立をしながら仕事をしている先生方もいますので、働きやすくするための改善がどんどんされているように思いますし、先生同士がみんなで助け合っていこうという意識もあります。
幼稚園教諭を目指す学生さんにアドバイスをお願いします。
私にとって、この仕事を続ける大きな原動力は「子どもたちがとてもかわいい」という思いです。毎日、新たな発見があり、お腹を抱えて笑うこともあります。誰かと一緒に生活することが仕事になるということは、すごく素敵なことだと思います。ですから、幼稚園教諭や保育士を目指す方にとって、「楽しい!」と思えることが一番大切だと思います。
新人の先生から相談を受けることもありますが、私はまず、「相手の思いを受け止める」ことを大事にしています。先生の思いをじっくり聞いて、してみたいことをしっかり受け止めて、一緒に考えながらサポートしていくことを心がけています。「やってみたい!」という思いを尊重し、挑戦を見守りながら必要な時にサポートをすることで、いろいろな経験を積み上げてほしいです。主体性を大事にしたいという思いは、子どもに対しても同じです。自分で考え挑戦して「できた!」ことは大きな喜びですし、自信につながっていくものだと思います。